Claude Code updateの方法は入れ方で分かれます。公式のインストーラーで入れたネイティブ版は自動で更新され、今すぐ上げたいときは claude update を実行します。HomebrewやWinGet、npm、apt・dnf・apkで入れた場合は自動では上がらないため、それぞれの更新コマンドを打ち、claude --version と claude doctor で結果を確かめます。

この記事は、2026年10月18日に確認したClaude Codeの公式ドキュメント(セットアップと変更履歴)をもとにしています。2026年10月時点の版は2.1系です。コマンドや設定の名前は変わることがあるため、使う前にClaude Codeの公式ドキュメントの「Advanced setup」のページで確かめてください。

この記事の答え

  • ネイティブ版は起動時と使用中に裏で自動更新され、次に起動したときに新しい版になります。今すぐ上げるなら claude update です
  • HomebrewやWinGet、npmなどで入れた場合は手動です。npmは npm update -g ではなく npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest を使います
  • 会社で使うなら、リリースチャンネルをstableにし、管理設定で下限の版を決めると、利用者の版を揃えられます

Claude Codeのupdateは入れ方で決まる|自動更新と手動更新

どの方法で入れたかによって、自動で上がるかどうかと、手で上げるコマンドが変わります。まず自分の環境がどれに当たるかを見分けます。

ネイティブ版は自動更新され、次に起動したときに反映される

公式のインストーラー(curlやPowerShellで入れる方法)で入れたネイティブ版は、何もしなくても新しい版に上がります。Claude Codeは起動したときと、使っている途中にも定期的に新しい版があるかを確かめ、あれば裏でダウンロードして入れます。

ただし、新しい版が使われるのは次にClaude Codeを起動したときです。起動したままの画面では古い版が動き続けるため、「更新されたはずなのに変わらない」と感じたら、一度終了して起動し直します。直近の更新がうまくいったかは claude doctor で確かめられます。

HomebrewやWinGet、npmで入れた場合は手で上げる

HomebrewやWinGet、apt・dnf・apkで入れた場合は、初期の設定では自動で更新されません。npmで入れた場合はClaude Code自身が更新を試みますが、npmの保存先に書き込む権限が無いと上がらず、起動時に一度だけ知らせが出ます。どの入れ方でも、更新のコマンドを覚えておけば困りません。

入れ方の違いは、最初にインストールしたときの手順で決まっています。どこで使うか(ターミナル・IDE・デスクトップアプリ)や、そもそもどのプランで使えるかは別の話で、Claude Codeは無料のclaude.aiプランでは使えません。

Claude Codeを最新版へ上げるコマンド|claude updateと入れ方ごとの手順

入れ方ごとの更新コマンドを1つの表にまとめます。2026年10月18日にClaude Codeの公式ドキュメントで確認した内容です。

入れ方 自動更新 手で上げるコマンド
ネイティブ版 される claude update
Homebrew(stable) されない brew upgrade claude-code
Homebrew(latest) されない brew upgrade claude-code@latest
WinGet されない winget upgrade Anthropic.ClaudeCode
npm 書き込めればされる npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest
apt(Debian・Ubuntu) されない sudo apt update && sudo apt upgrade claude-code
dnf(Fedora・RHEL) されない sudo dnf upgrade claude-code
apk(Alpine) されない apk update && apk upgrade claude-code

claude updateで今すぐ更新する

ネイティブ版で次の自動の確認を待たずに上げたいときは、ターミナルで claude update を実行します。

claude update

新しい版が入ると「Successfully updated from <古い版> to version <新しい版>」と表示されます。すでに最新なら「Claude Code is up to date (<版>)」と出ます。HomebrewやWinGet、apkで入れた環境では「Claude is up to date!」と表示されますが、これは版が上がったという意味ではないため、表のコマンドで更新してください。

npmはnpm update -gを使わない

npmで入れた場合、古い手順として npm update -g が紹介されていることがあります。==npmで入れたClaude Codeを上げるときは、npm update -g を使わず、表のとおり末尾に@latestを付けた install のコマンドを打ちます。== npm update -g は最初に入れたときの版の範囲に従うため、最新の版まで上がらないことがあると公式の文書は注意しています。

sudo npm install -g のように管理者の権限で入れるのも避けます。権限の問題やセキュリティ上の危険につながるためです。権限のエラーが出たときは、claude doctor が示す直し方に従います。

Homebrewはstableとlatestで名前が違う

Homebrewには2つの入れ方(cask)があり、どちらを入れたかで更新コマンドが変わります。claude-code はstable、claude-code@latest はlatestのリリースチャンネルを追います。Homebrewは古い版をディスクに残すため、ときどき brew cleanup で片づけます。

claude –versionとclaude doctorで更新の結果を確かめる

更新したら、今どの版が動いているかと、更新の仕組みが正しく動いているかを2つのコマンドで確かめます。

確かめたいこと コマンド 何が分かるか
今の版 claude --version 「2.1.xxx (Claude Code)」の形で版の番号が出る
更新の状態と設定 claude doctor インストールの状態、直近の更新の結果、設定ファイルの誤り、直し方の候補

claude –versionで今の版を見る

版の番号だけを短く表示するので、社内で「この版より新しいか」を確かめてもらうときは、この結果を送ってもらうのが早道です。起動したままの画面とは別に、新しいターミナルで打つと、次に起動したときに動く版が分かります。

claude doctorで自動更新が動いているかを見る

claude doctor は、作業を始めずにインストールと設定の状態を診断し、問題があれば直し方の候補を出します。自動更新を止めているかどうかは「Auto-updates」の行に出ます。止めていなければ「enabled」、止めていれば「disabled (set by env: DISABLE_AUTOUPDATER)」のように理由も表示されます。

リリースチャンネルの選び方|stableとlatestの違い

Claude Codeの更新には、どれだけ早く新しい版を受け取るかを決めるリリースチャンネルがあります。

チャンネル 受け取る版 向いている使い方
latest(初期の設定) 新しい版が出たらすぐ 新しい機能を早く試したい人
stable 出てから約1週間たった版。大きな不具合があった版は飛ばす 業務で安定して使いたい人、会社でまとめて使う場合

stableへの切り替えは/configかsettings.jsonで行う

チャンネルは、Claude Codeの中で /config を開き「Auto-update channel」から選ぶか、設定ファイル(settings.json)の autoUpdatesChannel に書いて切り替えます。

{
  "autoUpdatesChannel": "stable"
}

この設定はネイティブ版の自動更新と claude update に効きます。Homebrewは入れたcaskの名前で、apt・dnf・apkは登録したリポジトリでチャンネルが決まるため、この設定では切り替わりません。

latestからstableへ移すと古い版に戻ることがある

stableはlatestより古い版を配るため、latestで新しい版を使っていた人がstableへ移ると、版が下がる場合があります。/config で切り替えると、今の版にとどまるか、下げてよいかを聞かれます。とどまるを選ぶと、その版が minimumVersion(これより古い版には下げないという下限)として設定されます。latestへ戻すと、この下限は消えます。

なお、発表されたばかりのモデルは、stableが配っている版より新しいClaude Codeでないと使えないことがあります。すぐ使いたいときは、その間だけlatestへ移します。

自動更新の止め方と特定の版の入れ方

業務の都合で版を動かしたくないときは、自動更新を止めたり、特定の版を入れたりできます。

DISABLE_AUTOUPDATERとDISABLE_UPDATESの違い

自動更新を止めるには、settings.jsonの env に DISABLE_AUTOUPDATER を "1" で書きます。

{
  "env": {
    "DISABLE_AUTOUPDATER": "1"
  }
}

==DISABLE_AUTOUPDATER が止めるのは裏での自動の確認だけで、利用者が claude update を打てば版は上がります。== 手動の更新も含めてすべて止めたいときは、DISABLE_UPDATES を使います。会社が自前の配布の仕組みで版を配り、利用者にその版を使い続けてもらう場合は、こちらを選びます。

設定 裏での自動更新 claude update 使う場面
どちらも無し 動く 動く 個人で使う、stableに任せる
DISABLE_AUTOUPDATER 止まる 動く 勝手に変わるのは困るが、必要なときは自分で上げたい
DISABLE_UPDATES 止まる 止まる 会社が配る版だけを使わせたい

特定の版を入れる

ネイティブ版のインストーラーには、チャンネル名か版の番号を渡せます。macOS・Linux・WSLなら curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s stable でstableを、stable の代わりに版の番号を書けば特定の版を入れられます。インストール時に選んだチャンネルは、その後の自動更新の既定になります。入れたあとは claude --version で、指定した番号が表示されるかを確かめます。

特定の版に留めたいなら、あわせて自動更新を止めておきます。止めないと、次の自動の確認で新しい版に上がります。

Claude Codeが更新できない・反映されないときの直し方

更新でつまずく原因の多くは、起動し直していないことか、入れ方が2つ重なっていることです。症状ごとに見る場所をまとめます。

症状 考えられる原因 直し方
更新したのに版が変わらない 起動したままの画面で古い版が動いている Claude Codeを終了して起動し直し、claude --version で見る
claude update のあとも古い版が出る 別の方法で入れたClaude Codeが先に起動している claude doctor で入れ方を確かめ、使っていない方をアンインストールする
npmで入れた版が上がらない npmの保存先に書き込む権限が無い claude doctor が示す直し方に従う。sudo では入れない
更新の知らせが出たのにHomebrewやWinGetで上がらない パッケージ側に新しい版がまだ届いていない 時間を置いてもう一度コマンドを打つ
WinGetの更新が失敗する 起動中のClaude Codeがファイルを使っている Claude Codeを終了してから winget upgrade を打つ
claude update が効かない 会社が DISABLE_UPDATES で更新を止めている 自分では上げず、端末を管理している担当に版を聞く

入れ方が2つ重なっていないかを見る

昔npmで入れたあとにネイティブ版を入れ直した、といった経緯があると、更新した方とは別のClaude Codeが起動していることがあります。claude doctor で今動いているものの入れ方を確かめ、使わない方は、その入れ方に合ったアンインストールのコマンドで消します。

自分で起動のしかたを変えた場合

macOS・Linuxのネイティブ版は、~/.local/bin/claude を起動の入り口として管理しています。ここを自分で作ったスクリプトなどに置き換えると、新しい版は入っても、どの版を起動するかはそのスクリプト次第になります。Claude Codeに管理を戻すには、~/.local/bin/claude を消してから claude update を実行します。

社内でClaude Codeの版を揃える方針

個人なら自動更新に任せれば足りますが、会社で何人もが使うと、人によって版が違い、動きの違いを問い合わせで受けることになります。版を揃える方針を情報システムの担当が先に決めておくと、こうした手間が減ります。

社内でのClaude Codeの版の決め方 3つの問いで、更新を止めて自社で配るか、latestにするか、stableと下限の組み合わせにするかを決める ・上から順に答え、最初に抜けたところで方針が決まります 社内の配布の仕組みで 、入れる版を会社が決 めて配るか DISABLE_UPDATESで更新を全部止める ・版は配布の仕組みで上げる はい いいえ 出たばかりの機能やモ デルを、すぐに業務で 使う必要があるか その人だけlatestへ移す ・使い終えたらstableへ戻す はい いいえ 古い版のまま使われる と困る修正があるか stableで自動更新に任せる いいえ はい stableにして下限の版を決める ・管理設定のminimumVersion ・起動を止めるならrequiredMinimumVersion
多くの会社はstableを既定にし、下限の版を管理設定で決める形に落ち着きます。

stableを既定にし、下限の版を管理設定で決める

多くの会社では、リリースチャンネルをstableにして自動更新に任せ、そのうえで「これより古い版は使わない」という下限を決める形が扱いやすくなります。管理者が配る管理設定(managed settings)を使うと、チャンネルを組織全体で揃えられます。

下限の決め方は次の2つです。

設定 管理設定に書いたときの効き目 古い版のまま使えるか
minimumVersion 組織全体の下限になり、利用者やプロジェクトの設定では変えられない。自動更新と claude update はこの版より古い版を入れない 使える
requiredMinimumVersion この版より古いClaude Codeは起動しない。上限を決める requiredMaximumVersion もあり、更新もこの上限を超えない 使えない

minimumVersion は更新の向きを縛るだけで、古い版のまま使うことは止めません。セキュリティの修正を全員に確実に当てたいときは requiredMinimumVersion を使い、起動できなくなった人には claude update を打ってもらう、という流れにします。

新しいモデルを使う日だけlatestへ移す

新しいモデルが出た日に試したい人がいても、全員をlatestへ移す必要はありません。試す人だけが /config でlatestへ移り、stableがその版に追いついたら戻します。戻すときに今の版にとどまるかを聞かれるので、とどまるを選べば版が下がりません。

変更履歴の読み方|下限の版を上げる前に確かめること

下限の版を上げる前には、Claude Codeの変更履歴(Changelog)でその版までに何が変わったかを確かめます。変更履歴は新しい版が上に並び、版の番号と公開日が付いています。各版は「Added(追加)」「Changed(変更)」「Fixed(修正)」などの見出しで分かれ、項目が多い版は「43 bug fixes」のように折りたたまれています。[VSCode] や [Windows] のような印は、その変更がどの環境に関係するかを示します。中身はGitHubのanthropics/claude-codeリポジトリにあるCHANGELOG.mdと同じです。

会社で見るときは、次の順に読むと見落としが減ります。

順番 見出し 確かめること
1 Fixed 社内で問い合わせを受けている不具合が直っているか、セキュリティの修正が入っているか
2 Changed・Removed 既定の動きが変わった、設定が無くなったなど、社内のルールや手順書を直す必要があるか
3 Added 新しい機能を社内で使ってよいか。利用ルールに沿って別に判断する

社内のAI利用ルールに版の管理を書き足すときは、生成AI全体の利用規定の中に置くと、ほかのツールと同じ流れで見直せます。

社内で作ったAIの仕組みにClaude Codeを組み込んでいる場合は、どの仕組みがどの版で動いているかを台帳で把握し、動作を確かめてから下限を上げます。

まとめ:Claude Code updateは入れ方を確かめ、会社ではstableと下限の版で揃える

  • Claude Code updateの方法は入れ方で決まります。ネイティブ版は自動更新され、次に起動したときに新しい版になります。今すぐなら claude update です
  • HomebrewやWinGet、apt・dnf・apkは手動です。npmは npm update -g ではなく npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest で上げます
  • 結果は claude --version で版を、claude doctor で更新の状態を確かめます
  • リリースチャンネルは、すぐ新しい版が来るlatestと、約1週間遅れで大きな不具合のある版を飛ばすstableから選びます
  • 自動の確認だけ止めるなら DISABLE_AUTOUPDATER、手動も含めて止めるなら DISABLE_UPDATES です
  • 会社ではstableを既定にし、管理設定の minimumVersion や requiredMinimumVersion で下限を決め、変更履歴を読んでから下限を上げます

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よくある質問

Claude Codeを更新すると、料金や契約中のプランは変わりますか?

変わりません。新しい版へ上げる操作そのものに費用はかからず、使えるかどうかは契約しているプランで決まります。ただし、無料のclaude.aiプランではClaude Codeを使えないため、更新の前にまず利用できるアカウントでログインできているかを確かめてください。会社で使う場合は、プランの管理者と、端末の版を管理する担当を分けておくと、問い合わせの行き先に迷いません。

HomebrewやWinGetで入れた場合も、自動で更新させることはできますか?

できます。環境変数CLAUDE_CODE_PACKAGE_MANAGER_AUTO_UPDATEを1にすると、新しい版が出たときにClaude Code自身が裏でHomebrewやWinGetの更新を実行し、終わると再起動を促します。対象はClaude Codeのパッケージだけで、ほかのソフトは更新されません。WinGetでは起動中にファイルが使われていて失敗することがあり、そのときは手で打つコマンドが表示されます。apt・dnf・apkは管理者の権限が要るため、この方法では更新されません。

更新すると、設定や許可したツール、会話の履歴は消えますか?

消えません。設定や会話の履歴はホームフォルダの.claudeなどに置かれ、版の入れ替えとは別に保たれます。消えるのは、アンインストールのあとにこれらのフォルダを自分で消したときです。会社で端末を入れ替える場合も、プログラムの入れ直しと設定の引き継ぎは別の作業として段取りを組むと、作業のし直しを避けられます。

ホームフォルダをネットワーク上の共有ストレージに置いている環境で、気をつけることはありますか?

あります。動いているClaude Codeは作業中もプログラムのファイルを読み続けるため、別の端末の更新で古い版のファイルが消えると、その端末の作業が途中で落ちます。公式の文書は、プログラムは各端末のローカルのディスクに入れること、DISABLE_UPDATESで自動の更新を止めて自社の仕組みで版を入れること、どの端末も使っていないと確かめられるまで古い版を消さないことを勧めています。