ChatGPTのエラーが出たら、まずOpenAIのステータスページでChatGPTに障害が出ていないかを確かめます。障害が出ていなければ、自分の環境の問題として、ページの再読み込み、新しいチャット、別のブラウザの順に試すと、多くの場合は数分で原因の見当が付きます。社員から「ChatGPTが動かない」と問い合わせを受けた情シスの方も、同じ順番で確かめれば、OpenAI側の障害か社内の端末やネットワークの問題かを早く見分けられます。

この記事は2026年10月時点の情報です。エラーの表示や対処の案内は変わることがあるため、最新の内容はOpenAIの公式サイトのヘルプセンターで確かめてください。

この記事の答え

  • ChatGPTのエラーは、まずステータスページ(status.openai.com)で障害かどうかを確かめます
  • 障害でなければ、再読み込み→新しいチャット→別のブラウザ→別の回線の順に試し、どこで直ったかで原因を見分けます
  • 社内で何人も同じエラーが出るなら、プロキシやフィルタリングなど会社のネットワークを情シスが確かめます

ChatGPTのエラーが出たときに試す順番

ChatGPTのエラーは、障害の確認、再読み込みと新しいチャット、別のブラウザ、別の回線の順に試すのが早道です。上から順に試し、どこで直ったかを見れば、原因がOpenAI側・ブラウザ・社内のネットワークのどこにあるかが分かります。思いついた対処を順不同に試すと、直っても原因が分からず、同じエラーが出たときにまた一から試すことになります。

ChatGPTのエラーの原因を見分ける順番 ステータスページ、再読み込みと新しいチャット、別のブラウザ、別のネットワークの順に確かめ、原因がOpenAI側か端末か社内のネットワークかを見分ける ・上から順に試し、最初に「はい」になったところで原因が分かります ステータスページでCh atGPTに障害が出てい るか OpenAI側の障害 ・復旧を待ち、社内へ知らせる はい いいえ 再読み込みか新しいチ ャットで直るか 一時的な不調 ・そのまま作業を続ける はい いいえ シークレットウィンド ウか別のブラウザで直 るか ブラウザ側の原因 ・拡張機能・キャッシュを見直す はい いいえ スマホの回線など社外 の回線で直るか 社内のネットワークの原因 ・プロキシ・フィルタリングを情シスが確かめる はい いいえ OpenAIのサポートへ問い合わせる ・表示の文言と時刻を添える
上から順に1つずつ試すと、原因がOpenAI側・端末・社内のネットワークのどこにあるかが分かります。
どれでも直らなければ、OpenAIのサポートへ問い合わせます。

最初に障害の有無を確かめる理由

OpenAI側で障害が起きているときは、手元で何を試しても直りません。キャッシュの削除や再起動を試す前にステータスページを開けば、1分ほどで「待つしかない」のか「自分で直せる」のかが分かります。障害が出ていれば、復旧を待つと社内へ知らせて、ほかの作業に移ります。

障害が出ていなければ、再読み込みと新しいチャットから

障害が出ていないときは、手間の少ない対処から順に試します。ページの再読み込みで直ることが多く、直らなければ新しいチャットを開いて同じ指示を送り直します。新しいチャットでは動くのに元のチャットだけ止まるなら、そのチャットが長くなりすぎているか、一時的に読み込めなくなっていると考えられます。次に、シークレットウィンドウや別のブラウザ、スマホの回線のような社外の回線で試し、どこで直るかを確かめます。

表示ごとに見るChatGPTのエラーの原因と対処法

ChatGPTのエラーは、画面に出る英語の表示で、どこを疑うかの見当が付きます。OpenAIのヘルプセンターの案内に沿って、代表的な表示と対処を表にまとめます。

エラーの表示 表示が示していること まず試すこと 直らないときに試すこと
Something went wrong 何らかの理由で処理が失敗した(一時的なサーバー側の不調のことも、手元の環境のこともある) 再読み込み・新しいチャット ステータスページの確認、キャッシュとCookieの削除、シークレットウィンドウ、拡張機能とVPNを切る
Network Error 端末とOpenAIのサーバーの間で、通信をつなぎ続けられなかった 再読み込み・回線の確認 VPN・プロキシ・セキュリティのフィルタを切る、別のブラウザや別の回線で試す
There was an error generating a response 回答を作る途中で失敗した 回答をもう一度生成する ブラウザや端末の再起動、VPNとプロキシを切る、別のブラウザで試す
Conversation not found 開こうとしたチャットを読み込めなかった 再読み込み・サイドバーの履歴から開き直す 新しいチャットで続ける
Only one message at a time 前の回答ができあがる前に、次のメッセージを送ろうとした 前の回答が終わるのを待つ 回答を止めてから送り直す、再読み込み

Something went wrongとThere was an error generating a response

どちらの表示も、1回だけなら一時的な失敗のことが多く、慌てて設定を変える必要はありません。Something went wrongは原因を言い当てない表示なので、何度も続くときだけ、表の右の列にある対処へ進みます。There was an error generating a responseが同じ指示でだけ繰り返し出るなら、指示が長すぎるか、添付したファイルが大きすぎることがあります。指示を短く分けるか、ファイルを分けて送ると通ることがあります。

Network Errorが続くとき

Network Errorが続くときは、ChatGPTよりも通信の経路を疑います。OpenAIのヘルプセンターは、端末とサーバーの間の通信が安定してつなげない場合に出る表示だとしており、VPN・プロキシ・セキュリティのフィルタを切って試すよう案内しています。会社のネットワークでだけ出る場合は、後半の「会社のネットワークや管理された端末でエラーが出るときの見分け方」に沿って確かめます。

Conversation not foundとOnly one message at a time

Conversation not foundとOnly one message at a timeは、障害ではなく、チャットの読み込みや送る順番で出る表示です。Conversation not foundは、別のタブや別の端末で同じチャットを開いている、共有リンクから開いた、といった場面で目にすることがあります。開き直しても戻らないときは、元のチャットの復旧を待つより、必要な内容を手元に写して作業を進めるほうが早く済みます。Only one message at a timeは、回答の途中で待ちきれずに送信ボタンを押したときに出やすい表示です。

Too many requestsのように、送った回数が上限に達したことを示す表示は、エラーというより利用の上限です。時間枠が過ぎれば戻るため、待つかモデルを切り替えて続けます。上限の種類やリセットまでの考え方、APIで429が返ったときの扱いは、上限の記事で整理しています。

画像の生成だけが止まった場合も、障害ではなく画像の生成の回数の上限に当たっていることがあります。文章のやりとりができるなら、画像の上限から先に確かめます。

現在ChatGPTに障害が起きているかをステータスページで確かめる

ChatGPTのエラーが現在起きている障害によるものかは、OpenAIが公開しているステータスページで確かめられます。ログインは要らず、ブラウザで開けばだれでも見られます。

status.openai.comの画面の見方

ステータスページは、全体の稼働表示、サービスごとの項目、過去の障害の3か所を順に見ます。2026年10月26日に確かめた画面では、次の手順で読めます。

  1. ページの一番上で全体の稼働表示を見る障害が無いときは「We’re fully operational」のように、すべて正常に動いている旨が出ます。障害が起きているときは、ここに障害の名前と状況が出ます。
  2. ChatGPTの欄で、使っている機能の項目を見るページはAPIs・ChatGPT・Codexなどのサービスごとに分かれています。ChatGPTの中には、会話のやりとり(Conversations)・ログイン(Login)・音声での会話(Voice mode)・ファイルのアップロード(File uploads)・Deep Researchなどの項目があり、項目ごとに稼働率と日ごとの状態が出ます。
  3. View historyで過去の障害を見るページ下の「View history」から、過去に起きた障害と、いつ復旧したかの記録を読めます。少し前に出たエラーが障害によるものだったかを、あとから確かめるときに使います。

障害が続くときは、ページ上部の「Subscribe to updates」から更新の通知を受け取る登録もできます。

障害が出ていないのに自分だけ使えないとき

ステータスページが正常でも、一部の人だけに障害が出ていることはあります。ステータスページの稼働率は、プランやモデル、エラーの種類をまとめて集計したもので、ひとりひとりの使い心地とは違うことがあると、ページ自体に断り書きがあります。アクセス集中で一時的に重くなっただけの場合も、項目が正常のまま表示されることがあります。正常の表示でも、同じ時間帯に社内の何人もが同じエラーを出しているなら、少し時間を置いてからもう一度ステータスページを開き直します。

ブラウザのキャッシュと拡張機能を見直す

障害が無く、再読み込みと新しいチャットでも直らないときは、ブラウザに残ったキャッシュや、ブラウザに入れた拡張機能が原因のことがあります。OpenAIのヘルプセンターも、キャッシュとCookieの削除、シークレットウィンドウでの確認、拡張機能やVPNを切ることを対処に挙げています。

シークレットウィンドウで原因を絞る

シークレットウィンドウで動くなら、原因はふだんのブラウザに残った設定のどれかです。シークレットウィンドウは、多くのブラウザで拡張機能が止まり、保存済みのキャッシュやCookieも使わずに開きます。シークレットウィンドウで直らず、別のブラウザでも同じなら、ブラウザよりも端末や回線を疑います。

キャッシュとCookieを削除する

キャッシュとCookieを消すときは、ChatGPTのサイトの分だけを消すと影響が小さく済みます。全部を消すと、ほかのサイトのログインもすべてやり直しになります。消したあとはChatGPTにログインし直す必要があるため、ログインの方法(メールアドレスや会社のアカウントなど)を確かめてから消します。

拡張機能・翻訳機能・VPNを切る

翻訳や広告の非表示、ページの書き換えをする拡張機能は、ChatGPTの画面の動きを妨げることがあります。すべてを一度に切って直るかを見たうえで、1つずつ戻すと、どれが原因かが分かります。ブラウザの自動翻訳で画面を日本語にしている場合も、翻訳を切って試します。VPNも、つなぐ先によって通信が不安定になることがあるため、切って確かめます。

スマホのアプリでChatGPTのエラーが出るときの対処

スマホのアプリでエラーが出るときも、考え方はブラウザと同じで、まずステータスページで障害を確かめてから手元の対処に進みます。アプリでは、次の順に試します。

  1. アプリを終了して開き直すアプリを一度完全に終わらせてから開き直し、新しいチャットで送り直します。
  2. Wi-Fiとモバイル回線を切り替える回線を切り替えて直るなら、つないでいた回線の側に原因があります。会社のWi-Fiでだけ出る場合は、社内のネットワークを疑います。
  3. アプリを最新版に更新するアプリのストアで更新が出ていれば入れます。古い版のままだと、動かない機能が出ることがあります。
  4. ブラウザ版で同じ操作をするスマホのブラウザでchatgpt.comを開いて動くなら、アプリ側の問題です。アプリを入れ直すのは、ほかの対処で直らなかったときにします。

パソコンのデスクトップアプリで起動しない・更新できないといった問題は、アプリの入れ方の手順から見直します。

ChatGPTの回答が途中で止まる・返ってこないとき

回答が途中で止まったときは、まずエラーの表示が出ているかを見ます。エラーの表示が無く、文章の途中で終わっているだけなら、「続きを書いてください」と送れば続きから書いてくれることがあります。

回答が返ってこないときに確かめること

回答の生成中を示す表示のまま動かないときは、すぐ送り直さずに少し待ってから再読み込みします。回答の作成中に次のメッセージを送ると、Only one message at a timeの表示が出ます。再読み込みをすると、回答ができあがっていれば表示されます。止まったままなら、回答をもう一度生成するか、新しいチャットで同じ指示を送ります。

長い指示や大きなファイルで止まるとき

同じ指示で何度も止まるなら、指示やファイルを分けて送ります。長い文書の全文を一度に貼る、何十ページもあるファイルを読ませる、といった使い方では、回答が途中で止まりやすくなります。文書を章ごとに分ける、まず要約を頼んでから細かい質問を続ける、といった形に変えると通ることがあります。

会社のネットワークや管理された端末でエラーが出るときの見分け方

会社でだけエラーが出て、自宅やスマホの回線では動くなら、原因は社内のネットワークか、会社が管理している端末の設定にあると考えられます。社内の何人もが同じ時間に同じエラーを出しているか、特定の人だけかで、どちらを先に疑うかが分かれます。

プロキシやフィルタリングで止まっている場合

社内の複数の人が、社内の回線でだけNetwork Errorなどを出しているなら、プロキシやWebフィルタリングを疑います。OpenAIのヘルプセンターは、会社のネットワークで使う場合に、chatgpt.comとauth.openai.comの配下のドメインがURLのフィルタで止められていないかを確かめるよう案内しています。会話のやりとりにはWebSocketという、つなぎっぱなしにする通信が使われていて、プロキシやSSLの中身の検査がWebSocketの接続を止めたり途中で切ったりすると、回答が流れてこない・途中で切れるといった症状が出るとしています。音声での会話だけが不安定な場合は、音声の通信が会社のファイアウォールで止められていないかも確かめます。

管理された端末の拡張機能やセキュリティソフトの場合

特定の人や特定の端末だけで出るなら、その端末に入っている拡張機能やセキュリティソフトを疑います。会社が一括で入れているブラウザの拡張機能や、通信を検査するセキュリティソフトは、利用者が自分で切れないことがあります。同じ人が別の端末やシークレットウィンドウで試して直るなら、端末側の設定を情シスが確かめます。

会社でChatGPTのエラーの問い合わせを受けたときに確かめる順番

社内の問い合わせは、社員が自分で確かめる段階と、情シスが確かめる段階に分けると、同じ問い合わせが何度も来るのを減らせます。社員にはステータスページの確認から別の回線での確認までを先に試してもらい、それでも直らないものだけを情シスが受けると、情シスは社内のネットワークと端末の確認に時間を使えます。社内に配る確認の順番は、次の表の形にまとめられます。

順番 確かめること 誰が確かめるか 結果で次にすること
1 ステータスページでChatGPTに障害が出ているか 社員 障害なら復旧を待ち、問い合わせはしない
2 再読み込みと新しいチャットで直るか 社員 直ればそのまま使う
3 シークレットウィンドウか別のブラウザで直るか 社員 直れば拡張機能とキャッシュを見直し、自分で消せないものは情シスへ伝える
4 スマホの回線など社外の回線で直るか 社員 社外で直るなら、社内のネットワークの問題として情シスへ伝える
5 社内の何人もが同じ時間に同じ表示を出しているか 情シス 複数なら、プロキシとWebフィルタリングの設定と記録を見る
6 特定の端末だけで出ているか 情シス 端末に入れた拡張機能とセキュリティソフトを確かめる
7 1〜6のどれにも当たらないか 情シス 表示の文言と時刻を添えてOpenAIのサポートへ問い合わせる

問い合わせのときに書いてもらうこと

問い合わせの書式に、表示の文言・時刻・試した順番の3つを入れておくと、情シスが聞き返す手間が減ります。とくに表示の文言は、Something went wrongかNetwork Errorかで疑う先が変わるため、画面のスクリーンショットを付けてもらうと確実です。社内のヘルプデスクで決まった問い合わせへの答えを自動で返す仕組みを作るなら、ChatGPTのエラーは最初に載せやすい題材です。

個人のアカウントで使っている会社が決めておくこと

社員がそれぞれ個人のアカウントで使っていると、問い合わせ先も、誰がどのプランを使っているかも、情シスから見えません。会社でプランを契約して管理するようにすれば、問い合わせ先を1つにまとめられ、利用者の把握もできます。どのサービスを使ってよいか、どの情報を入れてよいかとあわせて、社内ルールの中で決めておきます。

エラーの問い合わせが多い部署は、それだけChatGPTを仕事で使っている部署でもあります。問い合わせの件数を、社内の利用状況を見る手がかりの1つにできます。

まとめ:ChatGPTのエラーは障害の確認から順に原因を見分ける

  • ChatGPTのエラーが出たら、まずstatus.openai.comでChatGPTの障害を確かめる
  • 障害でなければ、再読み込み→新しいチャット→シークレットウィンドウや別のブラウザ→社外の回線の順に試し、どこで直ったかで原因を見分ける
  • Something went wrongやThere was an error generating a responseは、1回だけならやり直しで直ることが多い
  • Network Errorが社内の回線でだけ続くなら、プロキシやWebフィルタリングを情シスが確かめる
  • Too many requestsのような回数の上限は障害ではなく、待つかモデルを切り替える
  • 社内には確認の順番を表にして配り、社員が試しても直らないものだけを情シスが受ける

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よくある質問

Plusなどの有料プランにすれば、エラーは出なくなりますか?

障害やネットワークが原因のエラーは、有料プランにしても出ます。OpenAIのステータスページも、稼働率はプランやモデルをまとめて集計したものだと断っており、障害が起きれば無料版もPlusも同じように止まります。有料プランで変わるのは、使える回数の上限や使える機能です。回数の上限に当たって止まることが多い場合だけ、プランの見直しが効きます。

エラーが出たら、書いていた文章や過去のチャットは消えますか?

送信済みのやりとりは、多くの場合サイドバーの履歴から開き直せます。困るのは、送る前の入力欄の文章です。再読み込みやブラウザの再起動で消えることがあるため、長い指示を書いていたときは、対処を試す前にメモ帳などへ写しておくと安心です。履歴にチャットが見当たらないときは、時間を置いてからもう一度ログインし直して確かめます。

障害でChatGPTが使えない間、別の生成AIで仕事を続けてもよいですか?

続けてもかまいませんが、入力してよい情報の決まりはChatGPTと同じにしてください。急いでいると、社内で認めていないサービスへ顧客の情報や社外秘の資料を貼ってしまいがちです。障害のときにどのサービスへ切り替えるかを、社内ルールの中で先に決めておくと、現場が迷いません。代わりに使える生成AIの選び方は、上限で止まったときと同じ考え方で選べます。

どの対処でも直らないとき、OpenAIにはどう問い合わせればよいですか?

OpenAIのヘルプセンターから問い合わせられます。表示されたエラーの文言、起きた時刻、使っているブラウザやアプリの種類、試した対処を添えると、やりとりが短く済みます。Network Errorのようにブラウザの通信の記録が手がかりになる場合は、ヘルプセンターの案内に沿って記録を取り、添えるよう求められることがあります。