NotebookLMの料金は、無料版と、Google AI Plus(月725円)・Google AI Pro(月2,900円)・Google AI Ultra(月14,500円から)に含まれる上位版の組み合わせで決まり、NotebookLMだけを契約する有料プランはありません。個人なら無料版で試して上限に当たってから上げ、会社の資料を入れるなら会社のGoogle Workspaceで使うのが基本です。

この記事は2026年10月9日にGoogleの公式ページで確かめた情報です。料金と上限は変わることがあるため、契約の前にGeminiのプランのページとNotebookLMのヘルプで最新の内容を確かめてください。

この記事の答え

  • NotebookLMは無料で使えます。有料にするときはGoogle AI PlusかProを契約し、その特典として上限が上がります
  • 無料版の上限(1冊50ソース・1日50回のチャット)に何度も当たるかどうかが、上げるかどうかの分かれ目です
  • 会社の資料を入れるなら、個人のプランではなく会社のWorkspaceのアカウントで使います

NotebookLMの料金は無料版とGoogle AIのプランで決まる

NotebookLMは、PDFや資料、Webページなどを「ソース」として読み込ませ、その中身に沿って質問に答えたり要約を作ったりするGoogleのAIの道具です。資料の束を「ノートブック」という単位でまとめます。カタカナで「ノートブックLM」と書かれることもあり、ノートブックLMの料金と書かれていても同じ製品の話です。

NotebookLM単体の有料プランは無い

NotebookLMの有料版は、Google AIのプランを契約すると付いてくる形で、NotebookLMだけの月額はありません。 2026年10月9日時点の月額は次のとおりです。

プラン 月額 NotebookLMの扱い
無料 0円 無料版の上限で使える
Google AI Plus 725円 無料版より上限が上がる
Google AI Pro 2,900円 Plusよりさらに上限が上がる
Google AI Ultra 14,500円 最も高い上限で使える
Google AI Ultra(上位) 32,000円 14,500円のUltraよりさらに上限が上がる

GeminiのプランのページではUltraが2段階に分かれ、14,500円のプランはProの5倍、32,000円のプランはProの20倍の使用量が目安と書かれています。どのプランにもGeminiアプリやストレージなどがまとめて付くため、NotebookLMだけのために払う料金ではない点を頭に入れておくと、ほかの用途と合わせて元が取れるかを考えやすくなります。年払いの価格は、2026年10月9日時点のプランのページには載っていませんでした。

料金ページの表記がGemini Notebookになっている理由

NotebookLMは2026年7月16日にGemini Notebookへ名前が変わったため、Googleの料金ページではNotebookLMという名前が出てきません。 同じ製品で、資料を読み込ませて使う道具であることは変わっていません。Googleの公式ブログによると、名前の変更と同時にGeminiアプリやGoogle検索のAIモードからもノートブックを作れるようになり、Geminiアプリとの間でノートブックが同期されるようになりました。料金を調べるときは「Gemini Notebook」の欄を見ます。

NotebookLMの無料版と有料プランの上限を比べる

プラン別の上限の一覧

無料版でも、1人あたり100冊のノートブックと、1冊あたり50件のソースまで使えます。 有料プランで増えるのは、この数と1日に使える回数です。GoogleのNotebookLMのヘルプにある表を、主な項目に絞って並べると次のとおりです(2026年10月9日に確認)。

プラン ノートブック数 1冊あたりのソース数 1日のチャット回数 1日の音声解説の件数 Deep Researchの件数
無料版 100 50 50 3 月10
Google AI Plus 200 100 200 6 1日3
Google AI Pro 500 300 500 20 1日20
Ultra(14,500円) 500 500 2,500 100 1日75
Ultra(32,000円) 500 600 5,000 200 1日200

音声解説は、ソースの中身を2人が話し合う形の音声にまとめる機能です。Deep Researchは、Web上の情報を調べてソースとして足す機能です。レポートやクイズ、マインドマップといった作成物も、無料版は1日10件、Plusは20件、Proは100件と、同じように段階的に増えます。

上限の数え方で知っておくこと

1日の上限は24時間後、1か月の上限は30日後に戻ります。 ソースを初めて足したときに自動で作られるレポートや音声解説は、回数に数えられません。上限そのものも変わることがあるとヘルプに書かれているため、上の表は2026年10月9日時点の値として読んでください。

NotebookLMの料金プランを使い方で選ぶ

無料版の上限に当たったら、どこに当たったかで上げる先を決めます。次の図は、会社の資料を入れるかどうかから順に答えていく選び方です。

NotebookLMのプランの選び方 3つの問いで、会社のWorkspace・無料版・Google AI Plus・Google AI Proのどれで使うかを決める ・上から順に答え、最初に右へ抜けたところで決まります 会社の業務の資料を入 れるか 会社のGoogle Workspaceで使う ・管理者に使えるエディションか確認する はい いいえ 無料版の上限に週に何 度も当たるか 無料版のまま使う ・1日50回・1冊50ソースまで いいえ はい 1冊に100件を超えるソ ースを入れるか Google AI Plusに上げる ・1日200回・1冊100ソースまで いいえ はい Google AI Proに上げる ・1日500回・1冊300ソースまで
業務の資料を入れるなら、個人のプランではなく会社のWorkspaceで使います。
個人で使う場合は、当たっている上限で選びます。

無料版のままでよい使い方

1冊に入れる資料が50件以内で、チャットが1日50回に届かないなら、無料版のままで足ります。 個人で本や論文を読み込ませて要点を確かめる、会議の資料を1冊にまとめて質問する、といった使い方はこの範囲に収まることが多いです。まず無料版で1か月使い、上限の表示が出た日を数えてから決めても遅くありません。

Google AI PlusとGoogle AI Proの分かれ目

Plusで足りるかは、1冊に入れるソースが100件を超えるかでおおむね決まります。 チャットが1日50回では足りないが200回あれば十分、音声解説も1日6件で間に合う、という使い方ならPlusで足ります。資料の数が多い調べものや、1日に何本も音声解説を作る使い方ではProを選びます。Proでも足りないほど使うのは、1日に数千回のチャットを回すような使い方で、個人で使う範囲ではまれです。

会社でNotebookLMを使うならGoogle Workspaceで

Google AI PlusやProの月額は、個人のGoogleアカウントで契約するプランの料金です。会社の業務で使う場合は、会社が契約しているGoogle Workspaceのアカウントで使うかどうかを先に確かめます。

対象のエディションならコアサービスとして使える

会社がGoogle Workspaceを契約していれば、対象のエディションではNotebookLMをGmailやGoogleドキュメントと同じコアサービスとして使えます。 Googleのヘルプでは、Business Starter・Business Standard・Business Plus・Enterprise Standard・Enterprise Plusなどがコアサービスの対象です。Business Baseなど一部のエディションでは追加のサービスの扱いになり、管理者が有効にしないと使えないことがあります。自社がどのエディションかは、情報システムの担当者か、Google Workspaceの管理コンソールで確かめられます。

入力したデータは学習に使われない

会社のアカウントで使う場合、フィードバックを送らない限り、入れた資料やチャットがGemini Notebookのトレーニングに使われることはないとGoogleのヘルプに書かれています。 アップロードしたファイルやチャット、AIの回答を人が確認することもないとされています。

ただし、回答の良し悪しを伝えるフィードバックを送ると、Googleがその質問・ファイル・回答のやり取り全体を確認することがあります。社内の機密を入れたノートブックでは、フィードバックを送らない運用を決めておくと安心です。また、不正な利用や技術的な問題を防ぐ目的でデータを処理する場合があるとも書かれています。

個人のアカウントで業務の資料を入れない

社員が個人のGoogleアカウントで契約したプランは、会社から設定を管理できず、辞めたときにノートブックを引き継ぐこともできません。 業務の資料を個人のアカウントのノートブックへ入れると、どこに何を入れたかを会社が把握できなくなります。社内のルールでは、次の3点を決めておきます。

決めること 決める内容
業務の資料を扱うアカウント 業務の資料は会社のアカウントでだけ扱い、個人のアカウントには社外に出してよい情報だけを入れる
フィードバックを送ってよい範囲 機密を含むノートブックでは、回答の良し悪しを伝えるフィードバックを送らない
ノートブックを共有する相手 社外の人と共有するときに、誰が承認するかを決めておく

まとめ:NotebookLMの料金は使い方と契約の形で決める

  • NotebookLMの料金は、無料版か、月725円のPlus・月2,900円のPro・月14,500円からのUltraに含まれる上位版かで決まり、単体の有料プランは無い
  • 無料版でもノートブック100冊・1冊50ソース・1日50回のチャットまで使える
  • 上げるときは、ソースの数とチャットの回数のどちらに当たっているかでPlusかProかを選ぶ
  • 2026年7月16日に名前がGemini Notebookに変わったため、料金ページではその名前で載っている
  • 会社の資料を入れるなら、個人のプランではなく、会社のGoogle Workspaceのアカウントで使う
  • 会社のアカウントでは、フィードバックを送らない限り入れたデータは学習に使われない

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よくある質問

NotebookLMの上限は、いつ元に戻りますか?

GoogleのNotebookLMのヘルプによると、1日ごとの上限は使ってから24時間後、1か月ごとの上限は30日後に戻ります。午前中に音声解説を作りきってしまった場合、翌日の同じ時間帯まで待てば再び作れます。また、ソースを初めて追加したときに自動で作られるレポートや音声解説などは、上限の回数に数えられません。上限に当たる日が週に1日程度なら、作る時間帯をずらすだけで足りることもあります。

ノートブックを同僚と共有すると、相手の上限も増えますか?

増えません。共有したノートブックに相手がソースを足すときは、相手が入っているプランの上限が当てはまるとGoogleのヘルプに書かれています。自分がProでも、無料版の同僚が同じノートブックで1日に使えるチャットの回数は無料版のままです。チームで同じ資料を使い込むなら、全員の契約を揃えるか、会社のGoogle Workspaceでまとめて使うほうが混乱しません。

学生はNotebookLMの有料プランを安く使えますか?

2026年10月9日の時点で、Geminiの公式のプランのページには、学生がGoogle AI Plusを1年間無料で使えるキャンペーンが載っています。ただし、このキャンペーンはまもなく終わる予定とも書かれています。申し込める条件や期限は時期によって変わるため、使いたいときにGeminiのプランのページで、いま受け付けているかを確かめてください。会社の業務で使う場合は、この学生向けの扱いは関係ありません。

NotebookLMとGeminiアプリは、どう使い分ければよいですか?

NotebookLMは、自分で入れた資料(ソース)を元に答える道具で、社内規程や会議資料のように手元の文書を読み込ませて質問したいときに向きます。Geminiアプリは、資料を用意しなくても幅広い質問に答えたり文章を作ったりする道具です。名前がGemini Notebookに変わってからは、Geminiアプリの中からもノートブックを作れるようになったため、ふだんはGeminiアプリを開き、資料に沿って調べたいときだけノートブックを使う、という分け方もできます。