GitHub Copilotの料金は、無料のCopilot Freeが0ドル、個人向けのCopilot Proが月10ドル、Pro+が月39ドル、Maxが月100ドル、法人向けのCopilot Businessが1人月19ドル、Copilot Enterpriseが1人月39ドルです。無料プランでもコード補完を月2,000件、チャットを月50件まで使えます。2026年6月1日からは、チャットやエージェントの利用が「AIクレジット」の消費で数えられるようになり、含まれる分を超えると1クレジット0.01ドルで追加の料金がかかります。

この記事の答え

  • 個人で試すならCopilot Free、会社のコードで使うならCopilot Business(1人月19ドル)が基準です
  • コード補完は有料プランなら無制限で、AIクレジットを消費するのはチャットやエージェントです
  • 法人で入れるときは、席の割り当てと使ってよいモデル、予算の上限を先に決めます

この記事の料金と仕組みは、2026年10月7日にGitHubの料金ページ(github.com/features/copilot/plans)とGitHub Docsで確認した情報です。料金や含まれるクレジットは改定されることがあるため、申し込む前にGitHubの料金ページで最新の内容をご確認ください。

GitHub Copilotの料金プラン一覧(月額とAIクレジット)

GitHub Copilotのプランは、個人向けが4つ(学生向けを入れると5つ)、法人向けが2つです。月額はすべて米ドルで、税は含まれていません。

プラン 対象 月額(ドル) 毎月のAIクレジット コード補完 チャット
Copilot Free 個人 0 少量(数は非公開) 月2,000件まで 月50件まで
Copilot Student 認証された学生 0 少量(数は非公開) 無制限 無制限
Copilot Pro 個人 10 1,500 無制限 無制限
Pro+ 個人 39 7,000 無制限 無制限
Max 個人 100 20,000 無制限 無制限
Copilot Business 組織(1人あたり) 19 1,900 無制限 無制限
Copilot Enterprise 組織(1人あたり) 39 3,900 無制限 無制限

個人向けのAIクレジットは、基本の分と「フレックス」と呼ばれる上乗せ分の合計です。Proは基本1,000に上乗せ500、Pro+は基本3,900に上乗せ3,100、Maxは基本10,000に上乗せ10,000です。GitHubは上乗せ分の量は今後変わることがあるとしているため、毎月確実に使える量として見積もるなら基本の分で考えます。

円に換算したときの目安

1ドル=150円で計算すると、Proは月1,500円、Businessは1人月2,850円、Enterpriseは1人月5,850円が目安です。実際の支払額は為替とカード会社の換算レートで毎月変わり、日本の会社が契約すると消費税が加わることがあります。

プラン 月額(ドル) 1ドル150円での目安(円)
Copilot Pro 10 1,500
Pro+ 39 5,850
Max 100 15,000
Copilot Business(1人) 19 2,850
Copilot Enterprise(1人) 39 5,850

ProとPro+の違い

ProとPro+の差は、使えるAIクレジットの量と、使えるモデルの範囲です。Pro+は月額がProの約4倍で、含まれるクレジットは約4.7倍になります。GitHubは2026年4月に、Anthropic社のOpusのモデルをProから外し、Pro+では使えるままにすると発表しました。チャットで重いモデルを日常的に使う人や、エージェントに長い作業を任せる人はPro+、補完と軽いチャットが中心の人はProで足ります。

GitHub Copilotを無料で使える範囲と上限

GitHub Copilotは無料でも使えます。GitHubのアカウントがあれば、Copilot Freeを申し込みなしで使い始められます。

無料プラン(Copilot Free)の上限

Copilot Freeで使えるのは、コード補完が月2,000件、チャットが月50件までです。チャットの50件には、複数のファイルをまとめて直す「Copilot Edits」の依頼も含まれます。エージェントの利用も少しだけ含まれますが、量は公開されていません。上限に届くと、その月はそれ以上使えず、翌月に戻ります。

無料プランで試すときは、VS CodeなどのエディタにGitHub Copilotの拡張機能を入れ、GitHubのアカウントでサインインすれば使えます。毎日コードを書くと月の途中で補完の上限に届くこともあるため、数週間使って上限に届くかどうかが、有料プランへ移るかの目安になります。

学生・教員・OSSのメンテナは無料で使える

認証された学生は学生向けのCopilot Studentを、認証された教員と人気のあるOSSのメンテナはCopilot Proを、無料で使えます。学生と教員は、GitHub Educationで身分の認証を受けることが条件です。OSSのメンテナは、GitHubが人気のあるリポジトリを管理している人を対象に判定します。

条件を満たしているかは、GitHubが毎月確かめ直します。また、教員やメンテナとして無料でProを使っている場合、そのプランは自分で解約できません。

個人向け有料プランの新規受付の状況

2026年10月7日時点で、個人向けの有料プランは新規登録を受け付けています。ただし、春に一度止まっていたため、古い情報を見ると「申し込めない」と書かれていることがあります。

GitHubは2026年4月20日に、Copilot Pro、Pro+、Studentの新規受付を止めました。エージェントによる長い作業が増え、当初の想定より多くの計算資源を使うようになったためです。同じ時期に、使用量の上限も厳しくしています。その後、2026年6月17日にStudent、Pro、Pro+と新しいMaxの新規受付を、数週間かけて順に再開すると発表しました。申し込みの画面で希望のプランが選べない場合は、GitHubの料金ページで受付の状況を確かめてください。

AIクレジットの仕組みと、使い切ったあとの追加料金

2026年6月1日から、GitHub Copilotの使用量は「AIクレジット」で数えるようになりました。AIクレジットとは、チャットやエージェントでAIのモデルを使った量を、金額に置き換えて数える単位のことです。

AIクレジットはトークンの量で減る

1クレジットは0.01ドルで、使ったモデルとトークンの量に応じて減ります。トークンは、AIが読む文章と書く文章の量を表す単位です。重いモデルで長い会話をするほど多く減り、軽いモデルで短く聞けば少しで済みます。

コード補完と、次に直す箇所を提案する「Next Edit suggestions」は、AIクレジットを消費しません。有料プランでは、補完をどれだけ使っても追加の料金はかかりません。追加の料金が発生しうるのは、チャット、Copilot Edits、エージェントに作業を任せたときです。

旧方式のプレミアムリクエストとの違い

以前は「1回の依頼」で数え、今は「使った量」で数えます。

比べる点 旧方式(プレミアムリクエスト) 2026年6月1日からのAIクレジット
数え方 依頼1回ごとに、モデルごとの倍率をかけて数える 使ったトークンの量を、モデルの単価で金額にして数える
Proに含まれる量 月300回 月1,500クレジット
Pro+に含まれる量 月1,500回 月7,000クレジット
超えたときの単価 1回0.04ドル 1クレジット0.01ドル

旧方式では、短い質問も長い作業も「1回」として数えたため、同じ回数でも使う量が大きく違いました。今の方式では、短い質問は安く、エージェントに長い作業を任せると高くつきます。なお、2026年6月1日の時点でProかPro+の年払いを続けていた人は、契約期間が終わるまで旧方式のままです。

使い切ったあとの追加料金と組織の予算の上限

個人向けの有料プランは、含まれるクレジットを使い切ったあと、追加分を1クレジット0.01ドルで払って使い続けられます。たとえば、月に500クレジット多く使えば5ドルの追加です。

法人向けでは、1人ごとのクレジットを組織全体でまとめて使います。30人がCopilot Businessを使う会社なら、30人×1,900で月57,000クレジットを全員で分け合い、超えた分が1クレジット0.01ドルで請求されます。よく使う人とあまり使わない人がいても、組織全体で釣り合えば追加の料金はかかりません。

予算の上限は、組織や企業の設定の「Billing & Licensing」から決めます。上限は、1人ごと、コストセンター(部署やプロジェクトのまとまり)ごと、企業全体のそれぞれで設定できます。注意したいのは、上限を決めただけでは利用が止まらないことです。GitHubの文書によると、「Stop usage when budget limit is reached」を有効にしないと、上限に届いても通知が届くだけで、料金は増え続けます。

Copilot BusinessとCopilot Enterpriseの違い

どちらも会社として席を配り、使い方の決まりを管理できるプランで、違いは含まれるクレジットの量と契約の前提です。

比べる点 Copilot Business Copilot Enterprise
1人あたりの月額(ドル) 19 39
1人あたりのAIクレジット 1,900 3,900
前提の契約 GitHub Enterprise Cloudは要らない GitHub Enterprise Cloudの契約が要る
席の配布と利用の決まりの管理 できる できる
監査ログ 見られる 見られる
特定のファイルをAIに読ませない設定 できる できる

Enterpriseを選ぶ場面

Enterpriseを選ぶのは、GitHub Enterprise Cloudを使っていて、Businessのクレジットでは毎月足りない見込みのときです。Enterpriseは1人あたり2倍強の月額で、2倍強のクレジットが付きます。GitHubは、Enterpriseに企業向けの機能を追加しているとしています。

逆に、エージェントをあまり使わず補完とチャットが中心なら、Businessで足ります。迷うときは、まずBusinessで始めて組織全体の使用量を2〜3か月見て、毎月の追加料金がBusinessとEnterpriseの差額を上回るようならEnterpriseに移ります。30人なら差額は月600ドル(20ドル×30人)なので、追加の料金が毎月それを超えるかが目安です。

自社に合うプランを判断フローで選ぶ

個人で試すか、会社として管理するかが最初の分かれ目です。下の3つの問いに上から答えていくと、自社に合うプランが決まります。

GitHub Copilotのプランの選び方 3つの問いで、個人向けプラン・Copilot Business・Copilot Enterpriseのどれにするかを決める ・上から順に答え、最初に右へ抜けたところで決まります 会社のコードを、組織 として管理しながら使 うか 個人向けプラン ・まずCopilot Freeで試す ・足りなければPro・Pro+へ いいえ はい GitHub Enterprise Cloudを契約している か Copilot Business ・1人月19ドル ・1人1,900クレジット いいえ はい Businessの共有分を毎 月使い切る見込みか Copilot Business ・予算の上限で使いすぎを防ぐ いいえ はい Copilot Enterprise ・1人月39ドル ・1人3,900クレジット
会社のコードで使うなら、まずCopilot Businessが基準になります。
Enterpriseは使う量と契約の前提で決めます。

法人でGitHub Copilotを入れるときに情シスが決めること

料金表だけで決めると、契約したあとで「誰に配るか」「どこまで使ってよいか」が決まっておらず、費用が読めなくなります。契約の前に、次の4つを決めておきます。

  1. 席を誰に割り当てるか

    開発者全員に配るのか、まず1チームだけにするのかを決めます。席を外した人の分は次の請求から減るため、退職や異動のときに外す担当者も決めます。

  2. 使ってよいモデル

    重いモデルほどクレジットが早く減ります。組織の設定で使えるモデルを絞れるため、最初は標準のモデルだけを許し、必要なチームに限って広げます。

  3. 予算の上限と、届いたときの扱い

    企業全体の上限と、1人あたりの上限を決めます。上限に届いたら利用を止めるのか、通知だけにするのかも決め、止める場合は「Stop usage when budget limit is reached」を有効にします。

  4. 社内ルール

    会社のコードやお客様の情報をCopilotに読ませてよい範囲、AIが出したコードを人がレビューする決まり、AIに読ませないファイルの指定を、社内ルールに書きます。

GitHub Copilotの月の費用の見込みの立て方

月の費用は「席の数×月額」に、組織の共有分を超えた見込みの分を足して見積もります。たとえば、30人でCopilot Businessを使う場合、席の費用は月570ドル(1ドル150円で85,500円)です。最初の月は追加の料金を見込まず、予算の上限を席の費用の2〜3割に置いておくと、使いすぎても請求が大きく膨らみません。2〜3か月分の使用量を「Billing & Licensing」の「AI usage」で見てから、上限を決め直します。

まとめ:GitHub Copilotの料金は、無料から試して法人はBusinessが基準

  • GitHub Copilotの料金は、Copilot Freeが0ドル、Proが月10ドル、Pro+が月39ドル、Maxが月100ドル、Businessが1人月19ドル、Enterpriseが1人月39ドルです
  • 無料プランはコード補完が月2,000件、チャットが月50件までで、学生・教員・人気OSSのメンテナは有料の機能を無料で使えます
  • 2026年6月1日からはAIクレジットで数え、1クレジット0.01ドルです。コード補完とNext Edit suggestionsは消費しません
  • 個人向けの有料プランは4月20日に新規受付が止まり、6月17日から順に再開しました
  • 法人は、席の割り当て、使ってよいモデル、予算の上限、社内ルールを決めてから入れます。予算の上限は、利用を止める設定を有効にしないと止まりません

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よくある質問

GitHub Copilotの料金に消費税はかかりますか?支払いは何でできますか?

GitHubの料金ページの金額は米ドル建てで、税は別です。日本の会社が契約すると、所在地に応じて消費税が加わることがあるため、請求書の税の扱いは経理と事前に確かめておくと安心です。支払いはGitHubのアカウントに登録したクレジットカードなどで行い、請求は毎月ドルで届きます。円での支払額は、カード会社の換算レートと手数料で月ごとに変わります。

年払いの契約はありますか?

個人向けのProとPro+には年払いの契約があり、2026年6月1日の時点で年払いを続けていた人は、契約期間が終わるまで旧方式(プレミアムリクエスト)のまま使えます。新しく申し込む場合の年払いの有無と金額は時期によって変わるため、申し込みの画面で選べる支払い周期を確かめてください。法人向けは1人ごとの月額で見積もるのが基本です。

途中で解約したり、プランを下げたりできますか?

個人向けの有料プランは、GitHubのアカウント設定の請求の画面から、解約やプランの変更ができます。反映の時期はGitHub Docsの「Viewing and changing your GitHub Copilot plan」で確かめてください。ただし、教員や人気OSSのメンテナとして無料でProを使っている場合は、プランを解約できません。法人は、席を外した人の分が次の請求から減るため、退職や異動のときに席を外す手順を決めておきます。

GitHub CopilotとほかのAIコーディングツールを両方契約する必要はありますか?

必ずしも要りません。コード補完とエディタ上のチャットが中心ならCopilotだけで足りることが多く、長い作業をAIに任せる使い方が多いチームでは、別のツールを併用することもあります。両方を契約すると費用が重なるため、まず1つのツールで1〜2か月使い、足りなかった作業を書き出してから2つ目を検討すると、無駄な契約を減らせます。